会について

おおばさんは、平林で生まれ、小さい頃から平林の山で遊んで育ってきた人だから、山のいろんなことよく知ってるの。だから私たちもいろいろ教えてもらってるんだ。

例えば自然薯の掘り方を教えてもらったり、キノコを一緒に採りにいったり、川でモクズガニを捕ってきてくれたり・・・。

動画にもなっているから、モリアオガエルくんもぜひ見てみてね。

あととっても多趣味で、いろんな分野の職人的な技術を持っている人なのよね。タコづくりはプロレベルだそうだし、今は山のツルを使ったかご作りにはまっているんだって。

里山整備でも、池をつくったり、遊歩道をつくったりと、遊びが大好きな少年の心をいつまでも持っている人って感じなの。いつも自分なりにいろんな工夫をしながら、楽しそうに手を動かして何かを作ってるってイメージね。

あとみんなでバーベキューするときとかは、いつもバッチリ段取りして仕切ってくれるので助かってます！

ともやんは、私たち夫婦と平林をつないでくれた人なのよね。ともやんはともただのくんの仕事先のお客さんだったんだけど、ともただのくんと友達になってくれて、私たち夫婦を受け入れてくれたことが、この会の始まりなの。

元々平林に生まれ育って、今は千葉に住んでいるんだけど、平林にも家が残っていて、春、夏、秋の年に数カ月はこっちのほうで暮らしているの。都会と田舎を行ったり来たりって、なかなかうらやましい生活だよね。

ともやんの平林の家は、庭にはたくさんの植物が植わってて、春は花が咲き乱れてとってもきれい。家も古民家風ですごく素敵なの。

去年の夏には、私たちが作業が終わって疲れてぐったりしていたりすると、昼ご飯や冷たい飲物なんかを用意してくれていて、ともやんの庭のテーブルでみんなで食べたりしたんだけど、こういう心配りってうれしいよね。

ともやんは、パワフルな情熱家で、行動して自分の思いを現実的な形にしていくのが得意な人っていう感じがするな。

今は、子どもたちに自然のことやいろんな自分が大切だと思うことを伝えることにすごく情熱を燃やしているの。千葉のほうでは保育園に自分のお手製の紙芝居を持っていって、お話を聞かせたりしているんだって。「ともじい」って呼ばれて、子どもたちに人気らしいよ。

あと、子どもたちができるだけ五感を通じて自然とふれあえる場をつくろうと、千葉では子どもたちと花を育てたりしているし、秋になると平林の落ち葉を送ってあげたりしているんだって。

平林でも、ともやんが近くの保育園の先生に声を掛けて山を見てもらって、今度子どもたちが山に遊びに来ることになっているの。また会の活動に新たな広がりができそうだね。

あと写真を撮るのが上手なんだよね。このホームページでも、たくさんともやんの写真が見られるよ。

ともただのくんは、千葉出身なんだけど井波彫刻の修行をするために富山に来て、だんじりの山車（だし）の彫刻をしていたの。そのうち、違う形で木に関わる仕事がしたくなって、造園業や林業を経て、今はツリークライミングをして富山にある屋敷林の高木剪定をする仕事をしているんだよ。

木のプロフェッショナルだよね。自然の中で体を動かしている時が一番楽しくて幸せって感じの人で、自然や生き物が大好き。だから会の活動でも、自然と一体となって調和の中で、調和の森づくりをしていきたいっていう気持ちがとっても強いんだよね。

ともただのくんの里山整備作業の様子や、平林で伐採した木を使ってククカを作る様子の動画なども以前作ったから、見てみてね。

私は北海道出身ですが、東京で暮らしていた期間が一番長いです。OLや治療の仕事（鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師）、ボランティアグループでの生活など、興味のおもむくままにいろいろなことをやってきました。
ともただのくんとはボランティアグループで知り合い、そこを出た後、富山に来てともただのくんと暮らすようになったんだよ。

この会では事務局をやってます。個性あふれる他のメンバーがそれぞれのいいところを発揮しながら、調和を取って活動していけるよう事務局としてお手伝いできたらいいなと思ってます。

あと自分が面白いな、ワクワクするなっていうことをこの会の活動を通じて、いろいろできたらいいなって思ってます。