前回の田んぼの記事から1カ月、稲は順調に実っています!
…と言いたいところなのですが、実は若干問題が出てきたようです。
というのも、今回は無農薬栽培にチャレンジしたということもあって、どうやら田んぼに虫が発生したようなのです。
先日様子を見に行ってみると、緑の稲の合間にちらほらと茶色く変色した稲が見えています。
これは「ニカメイ虫」というガの幼虫のしわざなんだそう。この幼虫は稲に入り込んで茎を食べてしまうため、食べたところから先が茶色く枯れてしまうそうなんです。
また虫による被害は他にもあり、コオロギが稲を食べた後も見られました。
(コオロギって稲を食べるんですね。知らんかった!)
この状況を見て、そうか~やっぱり虫が出たか~と思ったのですが、おおばさんによるとニカメイ虫による被害は覚悟していた程度だそうで、またありがたいことに最も心配していたカメムシによる被害はほとんど見られないようです。
そして無農薬ということで病気にかかったりする可能性もあると聞いていたのですが、今のところその兆候もなく、総じて8月末現在の田んぼの状況は、
カメムシの発生状況 | 少ない |
コオロギの発生状況 | 少ない |
ニカメイ虫の発生状況 | 多い |
いもち病 | 今のところなし |
紋枯(もんがれ)病 | 今のところなし |
予想される出来高 | 良 |
とのことでした。よかった!
しかし、緑色の中に枯れた稲穂がちらほらと見える様子は、農薬を使った慣行農業を行っている田んぼでは見られない光景で、やっぱり農薬の力ってすごいもんだな~。。もし広い面積で作っていて生活もかかっていたら・・・それは使うかもしれないな~。。と思うのと同時に、実際に田んぼを経験してきてそういった虫や病気の怖さを知っているおおばさんが、今回無農薬にチャレンジしてくれたことに、あらためて頭が下がる思いでした。
というように、今のところなかなかいい状態を保っている田んぼなのですが、
収穫までのこの時期一番怖いのが・・・そう台風ですよね!
記事を書いている現在、中国地方を進んでいるとされる台風10号。
勢力は弱まり雨台風に変わったとされていますが、実は稲は風よりも強い雨に弱いんだそうです。
この台風10号、現在も自転車並みの速度で迷走中のようですが、果たして今後進路をどう取るのか。
収穫は9月中旬を予定していますが、それまで稲穂が無事であったらいいなあ、と思っています。
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