35℃をこえる日が続いています。涼を求めて平林集落を流れる清流、赤江川を歩いてみました。岩肌とせせらぎを吹く風は、とても気持ちよく、暑さを忘れました。
7月14日、この地区には線状降水帯が停滞し、水嵩が3メートルを越えました。しかし、今はいつもの表情に戻っています。
この岸辺には半世紀前には農道があり、秋には稲束を満載した馬車が行き来しました。しかし、今は、雪が消えたすく後のゼンマイ採りの村人は通るだけで、道は夏草が繁茂し、道を閉ざしてしまいます。
7月14日の線状降水帯の停滞で半径5キロほどに降った雨はこの川に集まりました。いたる所に根の付いた大木が崖にしがみつくように残り、岸辺は石の流れる濁流に削られて跡が痛々しく残っています。
先日の濁流が造った砂洲のところの流木にあごをのせるようにしているカエルがいた。めったに出会うことのないシュレーゲルアオガエルだ。絶滅が心配されている野生の生き物で、本来の自然の姿が残っていることを示している。
川が「へ」の字の曲がっている場所が瀞になっていた。といっても、長さは4、5メートルほど、幅も3メートルほどだ。何か大きな魚がいる。
よく観ると大きな鯉だ。こんな小さな瀞に三匹の40センチほどの鯉がいた。
赤江川の本流に流れ込んでいる小さな流れを遡ってみることにした。
峡谷の入り口の岩の上に守衛のようなマムシがいた。峡谷の幅は1メートル程しかないが、岩壁に背中をこすりながらゆっくりそこを通り抜けた。マムシはおとなしく、こっちから手を出さなければ飛び掛かることはない。
まるで山を包丁で切ったような峡谷だ。狭いところでは幅30センチほどしかない。カニように横ばいになってやっと通れるほどだ。
しかし、そこには小さな流れが、おそらくは数億年かけて削り堀ったであろう美しい回廊が続いていた。
この山そのものが砂岩でできている。流れが掘り込んだところどころに帯のような化石の層が斜めにはしっている。それを観ると、ホタテ貝や赤貝、ハマグリ、イソニナに似た貝がある。数億年まえ、ここは海だったことがわかる。以上、自宅から2キロほどの小さな旅でした。
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