アテの木の彫刻

今入っている山には「アテの木」が結構生えています。
この「アテの木」、以前私が森林ボランティアをしていた近畿のほうでは、見かけたことがありませんでした。

アテの木
アテの木の幼木

ちょっと調べてみると、アスナロの一種、ヒノキアスナロのことを主に石川県を中心に「アテの木」と呼ぶらしいですね。別名、能登ヒバともいうらしいです。

確かに葉っぱを見てみると、ヒバの形をしています。

刈り払いをしながらこの木を見ていると、とにかくものすごく下枝を張る木だなという印象です。なので、アテの木の半径1~2mは、他の草木が何にも生えていません。
私は刈り払いをしていてこの木を見掛けると、刈り払い機を高く差し上げて、バシバシ下枝を刈るようにしています。

そんな刈り払いした枝を使って、ともただのくんが彫刻作品を作りました。

刈り払いしたアテの木の枝
彫刻作業中の様子

出来上がった作品がこちらです。

ハートをモチーフにしています。

ついでに、髪留めが欲しかったので、ボタンみたいなものを作ってよとお願いしたら、
私が刈り払いした山桜を使って、ササッとこんなものを作ってくれました。

素敵な感じです。

こんな利用の仕方は、なかなか技術や専門の道具がないとできるものではありませんが、
でも除伐した材を生活の中でこんなふうに使うことができたら、豊かな気持ちで暮らせそうです。

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