季節のものを採集して食べるのが、好きです。
その季節、「今」しかないものを直接自然から頂き、それを自分なりに工夫して何らかの形にするというところが何ともワクワクするのですよね~。
ということで、このブログでも採集生活についてたまに書けたらいいなと思っていますが、今回は「栗」です。
相棒のともただのくんは、季節ごとにいろいろなものを採ってくるのが非常に上手な人で、それによってわが家の食卓は非常に恩恵を受けていますが、秋になると毎朝栗を拾ってきてくれます。
うちの裏手に、手入れをする代わりに自由に使わせてもらっている林があるのですが、そこに栗の木が生えていて、実に立派な栗の実がなるのです。
毎年まずは定番の栗ご飯を楽しみ、その後に栗の煮物を作ります。
そして鬼皮を手でむいたり、渋皮を包丁でむいたりすることにそろそろ疲れてきたら、最後に作るのがマロンペーストです。蒸し器で蒸した栗を包丁で半分に割って、スプーンで中身をこそげたら裏ごしをし、豆乳とキビ砂糖を加えて少し煮詰めます。そのペーストをトーストなどに塗って食べると絶品!なのです。
今年はさらにそのペーストを使って、モンブラン作りに挑戦してみました。
いろいろなつくり方があるようですが、今回はスポンジベースの土台にすることに。
天板に広げて焼いた生地を、型で抜いていきます。
そして、型で抜いた生地を積み重ね、ドーム型に生クリームでコーティングしたものに、9分立てにした生クリームとマロンペーストを合わせたクリームを絞っていきました。
口金の穴が小さいので、絞っていると裏ごししていても栗が詰まり、無理に絞るとクリームがうねうねしてしまいます。途中で手をクリームまみれにしながら口金を外して詰まりを取ったりなど、ちょっと工夫が要りました。
でも何とか完成。
作る前にどうやって作ろうかな~と想像を膨らませるのも楽しいし、実際に手を動かしてあれこれ工夫してみるのも楽しい。プロの洗練された味を楽しむのも豊かな体験ですが、一から自分で作ってみるというのもそれとはまた違った豊かな体験です。実際に食べてみた時のおいしさも、ひときわ味わい深く感じられました。
今年も栗にはたくさん楽しませてもらいました♪
ごちそうさまでした。
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