前月、4月下旬のこと、平林(ひらばやし)里山整備の会が整備している森、通称「ひらりんの森」に近くのしんでん保育園のみんなが、初めて遊びに来てくれました。案内人は、「かずじい」、「ともじい」こと、会長のおおばさんとともやんです。
子どもたちが来るのは初めてということで、私(おくさん)も、みんなの様子を動画に収めるため参加させてもらいました。
今回保育園のみんなには、池でいきものの観察(メダカやオタマジャクシなど)→キノコの菌打ち→山歩き→タケノコ掘りの見学というルートで森を散策してもらいました。その様子はぜひ動画を見ていただけたらと思うのですが、子どもたち一人一人がそれぞれに、のびのびと森を楽しんでいるようでした。
正味1時間半ぐらいの散策の後、3人で子どもたちのバスを見送ったのですが、バスが見えなくなった後、「平林に子どもたちの声が響き渡るなんてなあ」「夢みたいだなあ・・・」とおおばさんと、ともやんが感慨深げにつぶやいていたのが、私にとっては印象的でした。
そう、おおばさんや、ともやんが子どもの頃は(ということは60~70年前でしょうか)温泉旅館もあったというほど栄えた平林集落だそうですが、今はもう世帯数も7となり、小さな子どもがいないんですよね。それは、現在の全国的な過疎化や人口減少のことなどを考えると、致し方ないことかもしれません。
でもそんな中、このように他の場所から子どもたちがやって来て、平林の自然に触れるという機会ができたこと、平林の自然と子どもたちのエネルギーが共鳴し合う様子が見られるようになったこと、これはすごくすてきなことだと思います。
私たちが平林の山を整備をするようになって、長いこと人が踏み入っていなかった場所にも人が入れるようになりました。久しぶりに人の足が、とりわけ子どもたちの足がその地面を踏むことを、きっと平林の山や森は、喜んでいるのではないでしょうか。
保育園の子たちも、そして先生方も今回遊びに来て、この森をとっても気に入ってくださったとのことで、この5月以降にも頻繁に遊びに来ることになりそうです。また連休中、私たち夫婦は自分たちが整備した山で念願の初お泊まりキャンプ♪(楽しかった!)をしたのですが、その際、平林に初めて来たという、大好きな蝶を探しに来た男の子とそのお父さんにも遭遇しました。
これからいろんな人たちが、この平林の里山に遊びに来てくれるようになっていくのかもしれませんね。
どうなっていくのか楽しみです。
ということで、「ひらりんの森」に子どもたちがやって来た! その様子を動画にしてYouTubeにアップしました。
ぜひご覧ください。
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