前回より里山にいる水辺の生きものたちの紹介をしていますが、今回は水中昆虫編です。
実は私(おくさん)、昆虫に関しては幼少時代から、ああいるな~ぐらいなもんであまり興味を持ったことがなかったのですが、そんな私でも、ともただのくんの、ずっと観察してきたからこその説明を聞きながら昆虫を眺めていると、これまで十把一絡げにひとくくりで「昆虫」としか見ていなかったものが、突然、それぞれの差異がくっきりと際立った、多種多様で個性豊かなものたちとして目に飛び込んでくる感じがあります。
しかし、しげしげと通っては池の水の流れを調整したり、藻を取ったり、渇水になった場所から生きものたちを救出したりという、その情熱はどこから来るのか。。それぐらいの関心をたまには私にも向けてほしい(なんつって 笑)。
というわけで、今回は水辺にいる個性豊かな昆虫たちの顔ぶれをご紹介していきます♪
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コオイムシです。背中にたくさんの卵を背負っています。
私は先に書いたようにあまり虫には興味を持たずにきたもので、今回 ともただのくんに教えてもらって初めてこの虫のことを知りました。
教えてもらったところ、コオイムシのメスはオスの背中に卵を産みつけ、ふ化させるのはオスなんだそうです。背中で卵を育てるというのも、オスがそれをやるというのも面白いですね。
ツブツブ恐怖症気味な私は、この虫を最初に見た時、若干引きましたけど 笑。。
そしてお次は、シマゲンことシマゲンゴロウです。
小さくてぷっくりしてて、名前のとおり シマシマでかわいい。
里山の水辺のアイドルと言ってもいいかもしれません。
ゲンゴロウも全国的に減少していて、ここ富山県でも絶滅しているのではないかといわれているようです。
ともただのくんは、この新聞記事でも絶滅が危惧されている、タガメやナミゲンゴロウ(通称ナミゲン。日本本土では最大のゲンゴロウだそう。)をここ平林でも見つけたいという夢を持っています。ホント、虫たちが戻ってきてくれるような環境が整っていくといいですよね。
そしてこれもまた私にとっては初めて見た、マツモムシ。
この虫は背泳ぎをするので有名だそうですね。この長い足をオールのようにして泳ぎます。とにかくすばしっこく水中を動き回るので、写真に収めるのに苦労しました。
ウィキペディアによると、
「本種を素手で捕まえ手のひらの上などに乗せた場合等にしばしば刺され、ハチに刺されたような激痛を伴うのは、捕食の時と同様に、口吻を突き刺して消化液が送り込まれているからである」ですって。。アンタ、見かけによらず案外危険な虫なのね。。ともただのくん、お気を付けあそばせ。。
そして最後にご紹介するのは、トンボの幼虫、ヤゴです。
オニヤンマのヤゴは忍者の土遁(どとん)の術のように、水中の泥の中に身を潜めているそうで、だから映っている写真も、若干土まみれな感じなんですね。同じヤゴでも、トンボの種類によって生態が違うのか~。初めて知りました。
昆虫の世界も一歩足を踏み入れてみると、多種多様で面白いですね。
機会があったらまた ともただのくんにいろいろ教わりつつ、水辺の生きものたちについて記事を書いてみたいです♪
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