休耕田を使ってもち米作りをし、秋には集落のみんなで餅つきをしよう!という
「みんなで餅つきやらんまいけ!」プロジェクト。
前回、田植えの記事をアップしてからだいぶ時間がたってしまいましたが、今回はこの2カ月間の田んぼ状況についてお伝えしたいと思います。
前回の記事はこちらになっています↓
無農薬田んぼの宿命、「草取り」
今回は無農薬での田んぼづくりをしていますので、どうしても必要になってくるのが草取りです。
田植えしてから2週間後には、早速1回目の草取りを行いました。
田んぼの草取りの肝は「先手必勝!」ということで、
草が大きくなって勢いづく前に取ってしまうことが、とにかく大事なのだそうです。
当日は、田んぼの土地の持ち主であるご近所のオオイシさんも来て、私たちの作業を見ていました。オオイシさんも昔は、嫌というほど田んぼで草取りをした経験があるそうですが、見ているうちに昔の血が騒いだのか、はたまた見るに見かねたのか、田んぼに入ってきて一緒に草取りをしてくれました。
この作業、両手で田んぼの土をかき回すようにしながら、ひたすらずっと腰を折りたたむようにして進んでいくのですが、結構腰に来るんですよ。
しかし御年八十ウン才のオオイシさんの作業の早いこと! 両手で田んぼの中をスクリューみたいにかき回しながら猛スピードで追い上げてきます。途中から入ってきたのに、あっという間に追いつかれ、そして抜き去られんばかりの勢いでした。いや~すごい元気。。負けそう。。
今年は手での除草でしたが、チェーン除草というやり方もあるそうです。
下の画像は私の住む南砺市でずっと無農薬栽培をされている方のところで見せてもらったものです。
これは楽そうですね♪
もし来年以降も無農薬栽培の田んぼをやるとしたら、こういうやり方も選択肢としてあるかもしれません。
カ、カモシカが?!
そんな草取りも終わった1週間後のことです。
平林に行ったともただのくんが、「大変だ~!」と電話をくれました。
何と、稲が何ものかに食べられたらしい?!とのこと。
家に帰ってきて写真を見せてもらうと。。
おお~。。なんか、何かが歩いた後に沿って、稲がなくなってる感じ。。
これは多分カモシカが歩きながら食べてったんじゃない?という話になりました。
そして電気柵
知らせを聞いて、応急処置的におおばさんが田んぼの周りにネットを掛けておいてくれたのですが、
これはまずいということで、早速、第2回目の草取り後に電気柵をすることになりました。
(草取りは、この2週間後に3回目を行い、計3回で終了ということになりました。)
そしておおばさん指導の下、電気柵の設置を行います。
予期せぬ出来事に、ちょっと通常より電気柵の設置が早くなっちゃいましたが、
でもこれでひと安心。
逆に早い段階でやられたのがよかったみたいで、その後稲は盛り返し、今ではどこが食べられたのか分からないぐらい全体的にフサフサになっています。
今のところ、田んぼはすごくいい状態で、この状態を保ったまま収穫までいってくれるといいな~と願うばかりなのですが、草取りと同じくお米づくりの肝なのが、「水管理」なのだそうです。
水管理(温度と水位)一つで雑草を封じたり、稲の生育がうまくコントロールできたりするのだそうで、これから収穫まで、いかに水を管理していくかが大事になってくるんだそうですよ。
収穫の季節が来る前に、水管理についておおばさんに教えてもらって、また記事が書けたらいいなと思っています。
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