台風の影響が心配されていた田んぼでしたが、無事、9月中旬に稲刈り、下旬に脱穀が行われました。
今回は、作業中に撮った画像とともに作業の様子をご紹介したいと思います。
稲刈り初体験の私たち(ともただのくん&おくさん)に、まず、おおばさんより講習があり、作業開始です♪
こうやって写真で振り返るといかにもパーッと終わったように見えるのですが、全部刈り取るのに休憩も挟みつつ3時間以上がかかり、「いや~、たった1アール(10m×10m)の面積といっても、手作業でやるとこんなに大変なんだね~」と感想を言い合いつつ、何とか終了しました。
しか~し、作業はこれで終わりではなく、今度は刈った稲をはざかけしなければならないのですよね。今回は私たちが里山整備しているところにあるガードレールにかけさせてもらうことに。ずっしりと重い稲束を、えっちらおっちらと軽トラに積み込んで運び(軽トラの荷台いっぱいに積んで2回往復しました!)はざかけ作業をしました。
朝8時半頃から作業して12時半過ぎまでかかった作業に皆クタクタでしたが、作業後のこの光景は、何だか疲れが吹き飛ぶようなものでした。(でも私たち2人は慣れない作業に、帰ってから寝込みましたけど 笑)
そういえば、稲を刈っていると田んぼの中からたくさんカエルが飛び出してきたり、水のたまっているところにコオイムシがいたりと、水辺の生きものたちをよく見かけたことも印象的でした。これはやっぱり無農薬でやっているから、なんですよね~。。
さあそして、そこから天日で乾燥させること約2週間後に行われたのが脱穀です。
脱穀とは稲穂から籾(もみ)を分離していく作業ですが、こちらも手作業で挑戦してみましたよ♪
今の機械(コンバイン)は稲刈りと脱穀が同時にできるようになっており、またその日のうちに籾を乾燥機で乾燥させてしまうそうです。本当にこんなふうに時間と人の手間をかけて作業するなんていうことは、なくなってきたようですね。
この足踏み脱穀機、本当はワンオペでやるものですが、いざやってみると勢いがついて上下に動く足踏み板のリズムに合わせるのがまず難しい。そして動いているスピードが落ちないようにコントロールしながら足踏みをしつつ稲を差し込むというのが、さらに難しい感じです。結局初心者の私たち2人は、足踏みが1人、もう一人が稲を差し込むという2人体制でやることになりました。
脱穀した籾は、今度はトーミ(穀物を、風の力を利用して選別する道具)を使ってより分けていきます。
より分けた籾を米袋に入れていきます。
こちらの脱穀の作業も、休憩を挟みつつ、3人で作業して午前中いっぱいかかったでしょうか。
後日、おおばさんが籾を精米した結果を画像で送って見せてくれました。
当初収量 40kgを目標にやってみましょうということでしたが、バッチリ達成することができましたね!
集落での餅つきには十分過ぎる量だと思います。
田植え、雑草取り、稲刈り、脱穀と、どの作業もやるたびに、「昔の人は大変だったんだな~」とか「昔の人はタフだったね~」とかいう感想が必ずといっていいほど口をついて出た、初めての もち米作り体験。
なかなか大変なところもありましたが、でも大変だな~、しんどいな~とか思いつつも、なぜか笑えてしまうような、そんな楽しい体験でもありました。
全ての作業の段取りをつけてくれて、また水の管理などを毎日のようにしてくださっていたおおばさんにも感謝です。
12月にはこのもち米でもって、平林集落の餅つきを行う予定です!
楽しみだなあ~。
その様子も、またこちらでお知らせしたいと思います。
みんなで餅つきやらんまいけ^^!
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