風かほる季節になりました。この時期に”ひらりんの森”をかざる花を紹介します
桜の季節のトリをつとめるウワミズザクラが散ると、谷筋の湿潤な地にこの花がさきはじめます。きれいな湧き水が流れ込むところにしか、このサワオグルマは育ちません
半世紀ほど前のこと、ひらりんの森の谷筋には、清々とした湧き水を引き込んだ田んぼのひな壇が連なっていました。稲が作られなくなると、田んぼはセリやミソソバに覆われていきました。その中で、田んぼの畔に植えられていたキショウブは土俵ほどの円形の自生域をつくり、いまも咲き続けています。
【あやめ】 しょうぶは湿潤な湿地に自生しますか、あやめは乾燥した土地にじせします。ひらりんの森の看板のところに咲いています。
コナラや山桜などの木陰に咲きはじめました。きつねの花嫁行列の先頭につける提灯のようですね。
このササユリの花が開きはじめると、花は見えなくても、その周辺には清々とした香りが流れます。
ヤブデマリはがくあじさいに似ていますが、花びらの萼(がく)に一枚だけ、ちいさな花びらがありますので、それで見分けることができます。
谷空木は、一つの株から何本もの小径木が立つ低木です。空木の示すように木の真中には小さな孔があいています。この花が咲きはじめますと若葉色のそこだけ華やいだ感じになります。
五月雨の中、ニセアカシアの花が咲きはじめました。晴れていれば芳醇な匂いが流れてくるのですが、今日は雨に消されています。北陸の梅雨の入りは6月10日ころです。間もなく霖雨の時節の入ります。
ブログ村 里地里山ランキングに参加中です♪
コメント