今週の2022年の活動報告は、会の優しき巨人(?)ともただのくんです。
私(おくさん)はいつも、ともただのくんは会を下から支える縁の下の力持ち的な活動をしてくれているなあと思っています。
今回の活動報告の構成はともただのくんが行っていますが、主張したり、アピールしたりすることを好まない、彼らしいレポートになったと思います。作業では、調和の取れた森づくりを目指していますが、それにはまず、作業する自分の在り方が調和していることが大事ととらえているようです。
それではともただのくんの活動報告を、どうぞ。
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僕は、山に来る時は、いつも今日は何に気付けるかなと、ワクワクしています。
作業では山を歩き回り、観察をし、これがやってみたいなと思ったことをやってみます。
それは例えば沼地を見て、ここを掘ったら池になるかなとか、空を見上げてここは葉が混んでいるから、ちょっと光を入れたいなとかいうことだったりします。
その時々ひらめいたことをやって、その自分がやったことでどういう変化があったのかを探り、そしてまた気付いたことを行動に移していく、そんなふうに作業をしてきました。
昨年からの続きで作業範囲の刈払い
前年までにやり終えた範囲とつながり、あらかた作業範囲の除伐は終了
風倒木・雪折れ木の伐採
高木の上部枝おろし
道路際の杉の枝打ち
まこもの田んぼの拡幅、ヒキガエルの池の整備
なら枯れで枯れた木の伐採
山の観察
平林の山に整備に入って3年がたち、子どもの頃好きだったカエルやクワガタなどを観察できるような環境が整ってきました。山に行くたびに子どもの頃のような気持ちで、いろんな生き物を観察しています。
活動報告の前編では、今年度出会ったいろいろな自然の姿の写真を紹介します。
まだ雪の積もる立春のころ、整備でつくった池に最初に産卵に来るのはアカガエルです。
4月中頃には、ヒキガエルが産卵に来てくれました。
その次に産卵に来たのは、シュレーゲルアオガエルです。4月後半のことでした。
5月、山の整備によって地表に光が届き、どんぐりが地中に根を伸ばしているのを見つけました。
同じ頃、刈払い時に気を付けて残した山つつじの花が、美しく咲いてくれました。
6月梅雨の時期、モリアオガエルが産卵に集まりました。
その他にも、たくさんの生き物がその時々、いろいろな姿を見せてくれました。
後編に続きます。
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