山仕事が始まるこの時期、私たちもぼちぼち動き出しています。
この3月はどんな活動があったのか、私(おくさん)目線でご紹介していきたいと思います。
3月○日 山の見回り&枕木運び
この日、ともただのくんと2人、さあ今年はどこを整備しようかな~という感じで山をざっと歩き回りました。
この時期、山は華やかな季節を迎えており、歩き回っているといろいろな花に出会います。
ショウジョウバカマって多年草なんですよね。これは、おおばさんが大切にしているショウジョウバカマで、苔むした木のうろが、まるで額縁のようだと大変お気に入りのものです。冬の間カモシカに食べられないよう、ネットをかけて大事に保護されていたかいあって、今年も可憐に咲いてくれました。
そしてこれはマンサクの花。
この線香花火の火花のような、チカチカッとした花弁がかわいらしい。
マンサクも、私たちが整備している山によく生えている木の一つです。
この木は、粘りが強く柔軟性と耐久性があることが特徴で、昔はよくかんじきの材料になったようです。
こんなふうに春の山を味わいながらの見回りの途中、ちょっとばかり木を切りました。
この辺は特に葉が混む夏になると、道路に飛び出した枝葉がうっそうとしてかなり混み合って見えていたのですが、この2月、3月に大々的に枝下ろししたために、だいぶスッキリしました。今回もう一本切ってさらにスッキリとした感じになりました。
その後、千葉から帰ってきていた、ともやんのおうちに寄ってごあいさつしたのですが、なぜかそこから2人で急きょ枕木を運ぶことに。
この枕木は、お世話になっているアール・タチバナさんの系列の会社から購入したもので、遊歩道や池の周辺に使う予定です。遊歩道の作業はおおばさんたちにお任せしているので、おおばさん、ともやんの2人が、枕木を引き取りに行ってくれていました。
遊歩道の入り口にまだ運んでない枕木が残っていると聞いたので、私たちも少しお手伝いして運ぼうかということになったのですが、何とこの枕木、1本当たり約70kg(!)あるそうで、普通の柱とはまるで重量感が違います。
ともやんに借りた一輪車で、ああでもないこうでもないと試行錯誤しながら、7本ばかりの枕木をでこぼこした木道を通って、100mぐらい先の池のほうまで運びました。やり方を見つけるまではなかなか大変で、70代の2人でよくもまあ運んだものだと感心しました。お2人のバイタリティーには感服です。
さて、こんなふうにみんなで苦労して運んだ枕木。どんなふうに使われたのか、また後日ご紹介できればと思います。
3月×日 今年度初のミーティング
ともただのくんが雨で仕事が半日終わりになったので、急きょ会の年度初めのミーティングをすることになりました。
雑談しながら、ああでもないこうでもないと話すところが私たちのミーティングのいいところ。その日もWBCやら政治の話やらに脱線しながらも、それぞれが今年はこういうことをやってみたいな~という青写真を描きました。
私も、今年はまずここを作業しようという所が決まり、早く山仕事がしたいな~というワクワクした気持ちがふつふつと湧いてきています。今年は、やったるでえ~!(なんちゃって)
余談ですが。。
ミーティングの際、ともやんがうちの猫(名前は「秋」といいます)に、ちぐらをプレゼントしてくれました。ちぐら、最近はやってますよね。まさかこんな形で手に入るなんて、ありがたいことです。これはともやんのおばあさんが作ったとても年季の入ったもので、ともやんが子どもの頃から家にあったそう。ともやんの家の猫はこの中で出産し、子育てをしていたそうですよ。
さて4月を迎え、本格的に始動する平林里山整備の会。今年の活動はどうなるでしょうか。楽しみです。
ブログ村 里地里山ランキングに参加中です♪
コメント