リフォーム作業は6月ぐらいからスタートしました。まずは水回りの補修をしたのですが、ここで登場したのが会長のおおばさん。おおばさんには、台所のさび付いた水道管を取り替えていただきました。
自分たちができることは自分たちでやろうと始まった、この片付け&リフォーム。もう使わない大きな温水器の撤去も、ともただのくんが行いました。
私が担当したのは主に、家中の障子の貼り替え、壁のペンキ塗りやしっくい塗りに、台所のリフォームです。
まずは2F和室のじゅらく壁が真っ黒な状態だったので、そこにしっくいを塗っていくことにしました。しっくいを練るのも、塗るのも初めてだったので、YouTubeなどを参考にやってみました。
いや~、最初はどうなるかと思いましたが。。何とかなるもんですね。
塗っていたのはちょうど真夏の頃。毎日汗だらけになりながら、せっせとしっくいを塗っていたこと、きっと忘れないだろうな。
またペンキも塗り進めました。
その間ともただのくんは、トイレのコンクリートの壁をはつったり。。
外壁にペンキを塗ったりしていました。
そして私が力を入れたのは、台所のリフォームです。
システムキッチンが古かったのですが、ホーロー製だったので捨てるのももったいなく、扉なども外して全てきれいに掃除し、台のステンレス部分には、リアテックシート(リメークシート)を貼って、新しくよみがえらせました。
その他にもお風呂のカランを取り替えたり、洗面台を新しいものに替えたりとさまざまな箇所をリフォームしていきました。
このようにお互いにリフォームやカスタマイズに夢中になって取り組んでいるうちに、あっという間に夏が過ぎ、気が付くと秋の足音が聞こえる時期になっていました。Aさんと譲渡契約を結び、手作業で引っ越ししたのは秋分の頃でした。
契約の際、Aさんは弟さんと一緒に来られたのですが、2人ともリフォームした様子を見て、とても喜んでくださいました。結果的にAさんには、片付けを引き受けたということもあり、贈与税、取得税、司法書士の手続き費用、空き地部分にあった、がれき類の撤去費用などの費用を全て見ていただけることとなりました。
また以前住んでいた家は、もう古くなっていたので平林里山整備の会でも協賛いただいているアール・タチバナさんに依頼をして解体していただきました。(迅速、かつ丁寧に作業していただき、ありがとうございました!)
引っ越してから半年ほどたった今は、新しい家にもなじみ快適に暮らしています。
さて、ここまで全く里山整備と関係のない話をしてきたように思われているかもしれませんが、実は私にとっては気持ち的には里山整備と同じ、というか。。
私たちが平林にお邪魔するようになったのも、山仕事、またやりたいな~と思っていたらそんな流れがやって来て、面白そう!と飛び込んだことから始まった。今回の引っ越しも、家が古くなってきているけど、いつか引っ越さなきゃなのかな~などと漠然と思っていたら、この話が飛び込んできて、面白そう!と乗っかった。そんなところがよく似ているかなと思ったりします。
また私が里山整備をやることになったきっかけは、以前とあるボランティアグループで山仕事をしたのがきっかけなのですが、それまで山の整備は、誰かがどこかで知らないうちにやっていること、もしくはプロの人たちがやること、という自分とは関係のない、全くの他人事でした。
でも私と同じような女性や、年上の方たちなどがバリバリ、上手に手際よく山仕事をしているのを見て、私もチェンソーや草刈り機を持って、自分で山を整備することができるんだ! やっていいんだ!と知ったこと、それが自分にとってはものすごい衝撃だったことを覚えています。
それ以来、自分でやるなどと考えたこともなかったようなこと、お金を払ってプロの人にやってもらうことが当たり前になっているようなことも、自分でもできるんじゃない?とやってみることが増えました。
今回も、初めての作業で慣れないこと、知らないことも多かったですが、ネットの情報やYouTubeなどをググりながら、できるかな~とドキドキしながらやっていた日々はとても楽しいものでした。山仕事をやっている時と同じ気持ちでワクワクしながらやっていた気がします。
ということで、私の2022年の活動報告、全く里山整備とは無関係なことではありましたが(笑)、最後まで読んでくださってありがとうございました。2023年は平林の山にたくさん行けたらいいな!
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