ひらりんの森にも、遅い春が来ました。ついこの前までは「ケキョ、ケキョ、ケキョ」としか鳴けなかった鶯も練習効果があってか「ホーホケキョ」と鳴けるようになりました。平林は自然林の里山です。そこには貴重な動植物の生息域でもありあす。
春一番に咲く山野草にリュウキンカがありあす。その金色の絨毯の中にカタクリの清楚な花を見つけました。
リュウキンカの花園を飛び回る虎模様の蝶々がいます。絶滅が心配されていつギフチョウです。
山の中腹域に、船の錨に似た白い花が咲きはじめました。イカリソウです。笹薮だったところを刈り取ったらイカリソウの群落にかわりました。種は長い眠りから眼を醒ましたように思います。里山は燃料調達の場であり、人手が入っていたころ、里山は明るくイカリソウもたくさん自生していました。越中富山藩が地場産業として製薬業を育成した背景には、イカリソウやオウレンなどの薬草がいっぱい採れることがあります。
4月に入って水芭蕉も咲きはじめました。
赤江川沿いにちいさな白い花をみつけました。ワサビ菜の花が咲きだしたのです。
平林の里山では、ゼンマイ、タラノメ、コゴミ、ワラビ、ヨシナ、ウドなどの山菜採りのシーズンになりました。これからが楽しみです。
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