山の木の実で、秋のリースづくり

毎年晩秋に、自然の中であちこちから拾ってきたものを使ってリース作りをするのが、恒例になっています。

さて今年はどんなふうにしようか、と拾い集めてきたものを広げ、あれやこれやと円形に置いてみたりしながら、こうかな、ああかなとリースを作っていく時間を、私は大事にしています。
今はどこにでも材料は売っているだろうし、また立派でおしゃれなリースも売っているのでしょうが、自分が自然との触れ合いの中から見つけてきたものを一つのリースという形にするということに、とても豊かさを感じるのです。

今年は、そうだ、平林の山で拾った材料で「メード・イン・平林」の秋のリースを作ろうと思い立ち、秋になってドングリが落ち始めた頃から、山で作業する時などに目についた木の実などを拾いためていました。

材料をそろえる上で思案していたのが、松ぼっくりです。リースといえば松ぼっくり、だと思うのですが、平林の山にはなかなか松ぼっくりをつけるほどの大きな松が残っていないのですよね。あるのは枯れた松ばかり。。全国的に松枯れが問題になって久しいですが、やはり平林にもその影響が及んでいるのでしょうか。。

残念ながら松ぼっくりなしのリースになってしまうかなと思っていたところ、先日たまたま整備範囲を歩き回っていた時に元気そうな松の大木を発見し、根本にあった松ぼっくりをいそいそと持ち帰ってきました。

というわけで今回はこんな感じの材料で、リースを作ってみました♪

松ぼっくり
杉の葉と杉の実
以前どこかの山で採ってきたツルで作った、リースの土台
栗のイガ
ドングリ
トキワサンザシの実
これはともやん宅の庭から頂きました。

グルーガンでグルースティック(接着剤)を溶かして、材料を土台に接着していきます。

トゲトゲがあるので手袋は必須。
右側にあるのがグルーガン。

グルーガンの先から熱されてトロトロになった接着剤がどんどん出てくるので、できるだけ手早く接着していきます。
手袋をしててもトゲで「イテッ」とか、溶けた接着剤に触れて「熱っ」とか、なりつつ、しかし作業は楽しく進み・・・リースが出来上がりました♪

栗の実が入ったイガがポイントです。
また地味な茶色ばかりのところに、トキワサンザシの赤い実が華やかさを添えてくれました。

本人的には満足のいく出来となりました。
しばらくは玄関先に掛けて、この秋色リースで季節感を楽しみたいと思います。




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