8月26日は、朝から桔梗鼠の分厚い雲が低い蒸し暑い日でした。椿と山茶花の剪定作業に汗だくでした。
12時を少し回ったころ、納屋脇の竹林の孟宗竹にモリアオガエルが貼り付いているのを見つけました。竹は、冷たい地下水をどんどん葉っぱに送っているから、きっと気持ちがいいんだろうなぁ、と思いました。
切り落とした小枝を少し離れた竹林脇に積んで作業を終了しました。こうしておくと3年ほどで森の微生物たちが、小枝を肥沃な山土に戻してくれます。
午後2時少し前に納屋にハシゴや長柄剪定鋏などの道具を仕舞いながら、思い出したことがありました。
「あのモリアオガエルはいるかなぁ」 納屋の横に回って覗いてみました。
「あっ! まだいる」
よく観ると眼が半閉じになっています。昼寝のときのようでした。
心地よさが伝わってきました。
水シャワーで汗をながし、私も昼寝。
3時半に目が醒めて、また見に行きました。いなくなっていました。
里山のくらしには、生きものと共に暮らす愉しさがある。
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