11月11日のこと、二つの保育園から子どもたちと先生の総勢70名が、ひらりんの森にやってきました。小春日和の心地よい日でした。子どもたちが、どんなに愉しい思いをしたのか、どんなに美味しい思いをしたのかは、写真から感じとってください。
二つの保育園の子ら、先生をふくめて70名です。年寄りが多く、いつもは淋しい谷間の集落に、明るい子どもたちの声がこだましました。
はじめに、おおば会長がスコップ一つで掘った森の水中生きもののための丸池に行きました。メダカが群れていました。また大場会長は、子どもたちに見せようと赤江川に棲むモズクガニを捕まえてきていました。
子どもたちがゼロ歳ウサギがの時に入園して、ずっと5年間ともにすごした兎が春に死んでしまいました。その亡骸を“ひらりんの森”に埋めて、そばに山桜を植えました。そこにみんなでお参りしました。
いよいよ、山登りのはじまりです。最初に、椅子ほどの大きさもあるサルノコシカケを見に行きました。
5分ほど歩くと、馬の背のような稜線にでます。その稜線にそって、どれほど昔からの道か分からないほど古い古道があります。落ち葉が積もった道はフカフカです。子どもたちと落ち葉との会話がいたるところではじまりました。
食べ物はスーパーでしか見たことがない子たちをシイタケ狩りに誘いました。子どもたちは、木から生えているシイタケを見るのは初めてです。
山の畑の柿は、肥料まかず、消毒もしたことはありませんから、土に農薬がのこっている心配もありません。自分たちでもぎ取り、ズボンでゴシゴシ磨いて、皮のままの大きな柿にかぶりつきました。先生も一緒にガブッとしました。
たのしすぎて、帰る時間が予定よりもだいぶ遅れました。「まだ、かえりたくなーい」
(編集後記)おおぜいの子どもたちが来るので、おおば会長は、前日も、当日も早朝から山に来て、滑り転ばないように安全を点検していました。ここは公園林ではありません。人に手は入っているが、普通の里山です。危険な処もあります。それでも手を尽くして、で来ることはすべてやっています。
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