初冬のひらりんの森を歩く

落葉のひらりんの森を歩いてみました

三日つづきの雨が上がったので、明るくなったひらりんの歩いてみました。

モミジが葉を落とし、黄色く染まったコナラ、ケヤキの落葉がはじまりました。

春は子どもたちの声がこだまするのですが、冬のひらりんの森はひっそりしています。

この池ではヒキガエル、トノサマガエル、モリアオガエルなどの産卵の池です。いまはみんな冬眠に森の中に行ってしましました。けれどメダカはいくつもの群れていました。

水もきれいになりましたね。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA葉が幾重のもおおってうす暗かった森の中も、樹々が葉を落とし、明るくなりました。
小径木の密林もこのとおり明るくなりました。
皮の柔らかなホウノキにシカのツノ研ぎの跡を見つけました。

巨大なキノコ、サルノコシカケがたくさんの落ち葉をのせています。

樹から放れてきた紅葉を、この同じコナラの木から落ちて芽吹いたドングリの若木がそっと受け止めていました。
今年萌え出たモミジの赤ちゃんのほんとうにかわいらしい葉っぱの紅葉です。
クロモジのまもなく枝を離れる紅葉の先には、若葉となる芽がすでに膨らんでいます。
つい先日のこと、台風並みの烈風で紅葉しないまま森の葉は吹き飛ばされたのですが、
谷底にオオバカエデの明るい幸せ色を目にすることができました
葉の落ちた尾根道にナガコガネグモが網を張っていました。網をこわなぬようにしゃがんで通してもらいました。
今年は先日の大風で色づいた葉っぱは吹き飛ばされてしまいました。きれいな紅葉は来年まで待ちましょう。

今年も多くの人がやってきました。多くのカエルもやってきました。また春の妖精、ギフチョウが舞うまで、ひらりんの森は眠りに入ります。

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