ココミをいただく

コゴミは春の山菜のなかでも、いちばんの人気です。それには、いくつかの理由があります。

箇条書きに並べますと

●比較的開けたところに生えるから容易に採ることができる

●一か所でたくさん採ることができる

●アク抜きの手間がかからない

●臭いもニガミもないから、料理の手間がかからない

●多少葉が開いていても、味は変わらない

などがあけられます。

平林では、3月の下旬から、はじめは陽当たりの川の淵に芽生え、次第に木陰の方に出るようになっていきます。

用意するものは、採ったものをいれるショッピング袋くらいでしょうか。手袋は採りづらいですから、慣れた人は使いません。自生地にはいっぱい生えていますから、いくらでも採ることもできます。しかし、鮮度が落ちると美味しくありません。冷凍しても、乾燥させてもおいしくありません。ですから欲をかかないで、新鮮に食べられる量だけを採るようにしましょう。

持ちかえったら、すぐに水洗いしゴミをとります。丈が伸びているからと、広がった葉の部分を切って捨てることはしません。ぜんぶおいしく食べることができます。

山菜をおいしく食べるコツは、素材そのものの甘みやにがみ、香りなどを損なわないように味つけはシンプルに、うす味にするのをおすすめします。

コゴミは、野草にはめずらしく、にがみも匂いもありません。それだけ虫や小鳥たちに狙われやすいことになります。そのかわり身を守るために素早くクシの状の葉を広げてしまします。3月の中旬ことから下見をして芽吹きしそうか確認しましょう。固い拳のような葉も、うっかりしていると鳥の羽根のようになってしまいます。

また、芽生える時期のズレた自生地を見つけておくのも大切なことです。




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