平林の山で山仕事をしていると、たまにモリアオガエルに出くわすことがあります。
鮮やかなきみどり色のボディーにピカピカした金色の目、かわいい水かきと、とても愛くるしい姿のカエルなので、会えるとうれしい生き物の一つです。
普通カエルは水中で産卵しますが、モリアオガエルは水辺に張り出した木の枝などに産卵するという珍しい生態で知られています。産卵後は枝にぶら下がった綿あめのような形をした泡状の卵塊の中でふ化し、落ちた池の中で育ってゆきます。
調べてみると、モリアオガエルは全国でも数を減らしつつあるようで、幾つかの県では絶滅危惧種に指定されているようです。産卵できる湖沼のある森林が減っているからだそうです。
今年の春、里山整備の一環としてモリアオガエルの産卵場所のために池をつくりました。
その池では6月中旬ごろにモリアオガエルが来てたくさん卵を産みつけましたが、その後オタマジャクシたちはどうなったのか、その様子を動画にしてみました。ぜひご覧ください☆
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